不動産ホームページのSEO

2017年9月29日

SEOとは、Googleをはじめとする検索エンジンに、適切にそして高い評価で登録され、検索上位に表示されることを目指すものです。
昔は、検索エンジンの精度も悪く、いわゆるSEOテクニックで簡単に上位を独占することができました。
弊社もSEOに強いサイトを作り、SEOだけで多くの反響を獲得するウェブサイトを多く展開していました。
しかしながら小手先のテクニックはもはや時代遅れとなり、むしろ危険な手法と言えます。

小手先のSEOの危険

以前のSEOのテクニックとは、検索エンジンの不備や甘さを突いて、上位表示を目指すものでした。
これは検索エンジン側がロジックをアップデートすると途端に上位から消える、最悪ペナルティを食らって検索エンジンそのものから消える危険をはらんでいます。

その上、検索エンジンのアップデートのたびに次はどうすれば上位に上がるのかを模索し、上位表示を達成したら、また次のアップデートで消える。
このイタチごっこは延々と消耗を繰り返し、終わりがありません。
テクニックに振り回されると、他の業務に影響すら出かねません。

とは言え検索エンジン対策は大事

だからと言って検索エンジンに対して何もしない訳ではありませんし、何もできない訳でもありません。
ホームページの構造は、体系的に構成されてなくてはなりません。導線も適切に作る必要があります。不動産ホームページは、各検索途中や物件のページへの直接流入が多いので、これらのページで情報を伝えお問い合わせにスムーズに移行できる作りとなる必要があります。また最低限、各ページのタイトルや説明文は最適化されているべきです。
タウン360°は上記のようなホームページの構成については最適に構築されています。

しかし、ホームページの構成がしっかりしていて、物件情報が載っている・・・だけでは足りません。

これらにプラスして、何ができるのかと言うと、検索エンジンの目指す方向に歩調を合わせた情報を発信することです。
そうすればいかに検索エンジンがアップデートされても、順位の変動はあるにしても低評価を受けたり、ペナルティを食らうこともありません。

検索エンジンの目指す方向とは、「ユーザの欲しい情報が適切にそのユーザに届くこと」です。
つまり、誠実に意味のあるコンテンツを作りましょうと言うことになります。

不動産ホームページにとって良いコンテンツとは

物件の情報=データは、オリジナリティのない情報です。ある部屋の間取りは、どこの不動産ホームページに掲載されても同じです。同様に、部屋番号や階数、専有面積、築年月もデータであって、データは誰が書いても同じになります。

しかしながらその部屋を紹介する文章は各会社、各担当者の目線でどう表現するのかは変わります。
その部屋がどんな人にマッチするのか、どんな人が住みやすいか、おすすめか丁寧に書くことで、その部屋のページは価値あるものとなります。
「一生懸命書いてもパクられるから書く気にならない」と言う方がいますが、同じ文章がいつ公開されたかは検索エンジンは把握しています。オリジナルとして公開された文章が最も価値あると評価されると思って良いと思います。
また画像についても、特に不動産業界は他社の写真を盗用することが当たり前になっています。盗用を嫌がって写真を撮らない会社様もあります。こちらも、文章と同様、どの画像がオリジナルか、いずれちゃんと把握され評価されると思いますので、良い写真をどんどんあげたほうが、検索エンジンにとっても、顧客にとってもプラスとなります。

また、物件の情報以外にも、ブログ系のコンテンツで、不動産にまつわる良い情報を発信できるでしょう。
こういった情報は、情報そのものだけではなく、ホームページ全体としての信頼感をあげることに役立ちます。
もちろん、良い情報とは何かという考察は必要です。不動産にまつわるユーザが、どんな情報を求めているのか、そしてその情報を求めてホームページを訪れたユーザに、どうアクションしてもらうのか、出口戦略も必要となります。

コンテンツをしっかりと書いていくのは、かなり労力がかかります。
また効果も即時性のあるものではないので、続けるのはかなり大変です。
しかしながら、オリジナリティのある有益なホームページを育てることで検索エンジンの評価を高め、同時に有益な情報を発信している不動産ホームページとしてユーザに認知されることは、長期的に反響に跳ね返ってくることでしょう。

タウン360°も、地道にコンテンツを増やすことで反響を獲得しているホームページは多数ありますので、ぜひ、良い情報を発信して、多くの集客、そして反響の獲得を目指してください。

タウン360°について

タウン360°は、株式会社ユニテディアが提供する不動産ホームページ作成クラウドサービスです。
株式会社ユニテディアは、不動産ポータルサイト「賃貸360°」の運営をはじめ、人々の生活とインターネット、プロの視点をつなぐメディアとして、創意工夫と新しいチャレンジを続けていきます。